顔のない裸体たち
平野 啓一郎
地方の中学教師・吉田希美子が出会い系サイトで知り合ったのは、陰気な独身公務員・片原盈だった。平凡な日常の裏側で、憎悪にも似た執拗な愛撫に身を委ねる彼女は、ある時、顔を消された自分の裸体が、投稿サイトに溢れているのを目にする。その時、二人は…。人格が漂流するネット空間を舞台に、顰蹙の中でしか生きられない男女の特異な性意識と暴力衝動に迫る衝撃作。
誕生 | (1975-06-22) 1975年6月22日(45歳) 日本・愛知県蒲 |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
教育 | 学士(法学) |
最終学歴 | 京都大学法学部卒業 |
活動期間 | 1998年 - |
ジャンル | 小説・随筆・評論 |
代表作 | 『日蝕』(1998年)『葬送』(2002年)『決壊』(2008年)『ある |
主な受賞歴 | 芥川龍之介賞(1999年)芸術選奨新人賞(2009年)ドゥマゴ文学賞(2 |
デビュー作 | 『日蝕』(1998年) |
配偶者 | 春香 |
子供 | 1女・1男 |