許されざる者(下)
辻原登
非戦論を主張しながらも脚気治療のために満洲へ赴いたドクトル槙。戦地で軍医を務める森鴎外や田山花袋らと出会いながら、彼もまた否応なしに戦争に巻き込まれていく。その傍ら、地元の森宮では鉄道敷設反対とともに社会主義運動が起きり、街全体が奇妙な熱気と不穏な空気で覆われる。様々な思惑の飛び交うなか、槙と永野夫人は秘かに禁断の恋を育み…。激動の時代を紡ぐ歴史大河長編、完結。
誕生 | 村上 博(むらかみ ひろし) (1945-12-15) 1945年12月 |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
教育 | 専門士 |
最終学歴 | 文化学院専門課程 |
活動期間 | 1985年 - |
ジャンル | 小説 |
代表作 | 『村の名前』(1990年)『飛べ麒麟』(1998年)『遊動亭円木』(19 |
主な受賞歴 | 芥川龍之介賞(1990年)読売文学賞(1999年)谷崎潤一郎賞(2000 |
デビュー作 | 『犬かけて』(1985年) |