ひょうすべの国
笙野 頼子
千葉県S倉市に住む埴輪詩歌は、「指導教授」でもある最愛の祖母・豊子をひょうすべに殺される。母が営む花屋は世界企業に潰され、父は「少女遊郭」に入り浸り死んだ。やむなく詩歌は少女遊郭の「ヤリテ」見習いに入るがたちまち馘、そこで出会った夫も、人喰いの餌食に。時は流れ、権力者からの求愛、世界を揺るがす手紙がもたらされたのだが…詩歌の“生”とは何であったのか!?地に堕ちた自由と民主主義を問い直す、予言的物語。
誕生 | 市川 頼子(いちかわ よりこ) (1956-03-16) 1956年3月 |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
教育 | 学士(法学) |
最終学歴 | 立命館大学法学部 |
活動期間 | 1981年 - |
ジャンル | 小説 |
主題 | ジェンダー・フェミニズム |
文学活動 | ポストモダン文学幻想小説私小説 |
代表作 | 『二百回忌』(1993年)『タイムスリップ・コンビナート』(1994年) |
主な受賞歴 | 群像新人文学賞(1981年)野間文芸新人賞(1991年)三島由紀夫賞(1 |
デビュー作 | 『極楽』(1981年) |