現代語訳 枕草子
大庭 みな子
『枕草子』は、日本の代表的な随筆文学。各章段のテーマは、自然、儀式、文学、宮廷内の事件と、作者清少納言の旺盛な好奇心の趣くまま、様々である。物事への好悪のはっきりした個性と、鋭敏な感覚、連想を次々に繰り出し、リズミカルな文体で書き継がれ、読む者を飽きさせない。千年前のひとりの女性の偽らない心の動きは、今もなお新鮮である。大庭みな子の訳文は、作者の息遣いを伝える、彩り豊かなものになっている。
誕生 | 1930年11月11日 日本・東京府 |
死没 | (2007-05-24) 2007年5月24日(76歳没) |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
教育 | 学士(文学) |
最終学歴 | 津田塾大学学芸学部英文学科卒業 |
活動期間 | 1968年 - 2007年 |
ジャンル | 小説 |
文学活動 | 内向の世代 |
代表作 | 『三匹の蟹』 (1968年)『寂兮寥兮(かたちもなく)』(1982年)『 |
主な受賞歴 | 群像新人文学賞(1968年)芥川龍之介賞(1968年)女流文学賞(197 |
デビュー作 | 『三匹の蟹』(1968年) |