平凡
角田 光代
妻に離婚を切り出され取り乱す夫と、その心に甦る幼い日の記憶(「月が笑う」)。人気料理研究家になったかつての親友・春花が、訪れた火災現場跡で主婦の紀美子にした意外な頼みごと(「平凡」)。飼い猫探しに親身に付き添うおばさんが、庭子に語った息子とおにぎりの話(「どこかべつのところで」)。人生のわかれ道をゆき過ぎてなお、選ばなかった「もし」に心揺れる人々を見つめる六つの物語。
誕生 | (1967-03-08) 1967年3月8日(53歳) 日本・神奈川県横 |
職業 | 小説家・翻訳家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
教育 | 学士(文学) |
最終学歴 | 早稲田大学第一文学部文芸専修 |
活動期間 | 1988年 - |
ジャンル | 小説・翻訳・随筆 |
代表作 | 『キッドナップ・ツアー』(1998年)『対岸の彼女』(2004年)『八日 |
主な受賞歴 | 海燕新人文学賞(1990年)野間文芸新人賞(1996年)坪田譲治文学賞( |
デビュー作 | 「幸福な遊戯」(1990年) |
配偶者 | 伊藤たかみ(2006年-2008年)河野丈洋(2009年-現在) |