あたらしい家族
佐川光晴
医学部入学を目指し大学浪人中のアキラは、いとこの善男が営む老人グループホーム「八方園」に下宿することになる。三十半ばでバツイチ、元役者、めっぽう口が悪くて老人たちを婆ぁ呼ばわりする善男だが、なぜかホームに暮らすみんなからの信頼は厚い。赤の他人ながら共同生活を送るうち、彼らは互いにかけがえのない存在になっていく。著者の代表作『おれのおばさん』に繋がる連作短編小説。
誕生 | 1965年2月8日東京都 |
教育 | 学士(法学) |
最終学歴 | 北海道大学 |
活動期間 | 2000年- |
主な受賞歴 | 『生活の設計』第32回新潮新人賞『縮んだ愛』第24回野間文芸新人賞『おれ |
デビュー作 | 『生活の設計』(2000年) |