おれたちの青空
佐川光晴
父が横領罪で捕まって一家離散、陽介が札幌の養護施設“魴〓(ぼう)舎”に移って二年が経つ。中学三年の陽介と施設の仲間たちは高校進学を前に、将来を見据えてそれぞれの選択を下すことになりー(「おれたちの青空」)。表題作のほか、魴〓(ぼう舎を運営する恵子おばさんの若かりし日を描いた「あたしのいい人」、陽介の相方でスポーツ万能の卓也目線で語られる「小石のように」の二作品を収録。話題の青春小説。
誕生 | 1965年2月8日東京都 |
教育 | 学士(法学) |
最終学歴 | 北海道大学 |
活動期間 | 2000年- |
主な受賞歴 | 『生活の設計』第32回新潮新人賞『縮んだ愛』第24回野間文芸新人賞『おれ |
デビュー作 | 『生活の設計』(2000年) |