朝顔の日
高橋弘希
その日に死んでしまふ気がするのですー。凛太はTBを患い療養する幼馴染みの妻・早季を足繁く見舞っている。身体も、精神も、安静に保つ日々。しかし病状は悪化、咽喉の安静のため若い夫婦はついに会話を禁じられてしまう。そして或る日、彼が妻の瞳の底に見たのは、おそらく、人間が生きたまま宿してはいけない種類のものだったー。戦争を知らない世代が書いたと話題の『指の骨』で新潮新人賞を受賞し、各賞の候補に挙げられた大注目作家が描く、清らかで静謐な恋愛小説。
誕生 | (1979-12-08) 1979年12月8日(40歳) 日本 青森県十 |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
最終学歴 | 文教大学文学部中国語中国文学科 |
活動期間 | 2014年 - |
ジャンル | 小説・純文学 |
代表作 | 『指の骨』(2015年)『送り火』(2018年) |
主な受賞歴 | 新潮新人賞(2014年)野間文芸新人賞(2017年)芥川龍之介賞(201 |
デビュー作 | 『指の骨』(2014年) |