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砂漠ダンス

山下 澄人

「砂漠へ行きたいと考えたのはテレビで砂漠の様子を見たからだ」-北国に住むわたしが飛行機に乗って到着した街は、アメリカの古くからのカジノの街。レンタカーを借りて向かった砂漠で、わたしは、子どもの頃のわたしに、既に死んだはずの父と母に、そして、砂漠行きを誘えずにいた地元のバーで働く女に出会う…。小説の自由を解き放つ表題作に、単行本未収録を含む短篇三作を併録。

山下 澄人

山下 澄人(やました すみと、1966年1月25日 - )は、日本の小説家、劇作家、演出家、俳優。 == 略歴 == === 概要 === 兵庫県神戸市出身。神戸市立神戸商業高等学校(現神戸市立六甲アイランド高等学校)卒。倉本聰の富良野塾第二期生。 1996年より劇団FICTIONを主宰。 2011年より小説を発表しはじめる。 2012年、『ギッちょん』で第147回芥川賞候補、同年初の創作集『緑のさる』で第34回野間文芸新人賞を受賞。 2013年、『砂漠ダンス』で第149回芥川賞候補。
職業小説家
言語日本語
ジャンル小説
代表作『しんせかい』(2016年)