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最後の家族

村上龍

引きこもりを続け家族に暴力を振るう二十一歳の秀樹。援助交際で男と出会う女子高生の知美。若い男と不倫をする昭子。会社からリストラされる秀吉。過酷な現実にさらされ崩壊へと向かう内山家。一人ひとりはどうやって生き延びていくのか?家族について書かれた残酷で幸福な最後の物語。テレビドラマ化もされたベストセラー、ついに文庫化。
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村上龍

村上 龍(むらかみ りゅう、1952年2月19日 - )は、日本の小説家、映画監督、脚本家。血液型はO型。 長崎県佐世保市出身。武蔵野美術大学在学中の1976年、麻薬とセックスに溺れる自堕落な若者たちを描いた『限りなく透明に近いブルー』で群像新人文学賞、及び芥川龍之介賞を受賞。ヒッピー文化の影響を強く受けた作家として、村上春樹と共に時代を代表する作家と目される。代表作に、『コインロッカー・ベイビーズ』『愛と幻想のファシズム』『五分後の世界』『希望の国のエクソダス』『半島を出よ』など。約18年間芥川賞選考委員を務めていたが第158回を以て退任した。自身の小説を元に映画製作も行なう。
誕生村上 龍之助(むらかみ りゅうのすけ) (1952-02-19) 195
職業小説家・映画監督
言語日本語
国籍日本
最終学歴武蔵野美術大学造形学部中退
活動期間1976年 -
ジャンル小説・随筆・評論・映画
主題現代の社会構造と個人
代表作『限りなく透明に近いブルー』(1976年)『コインロッカー・ベイビーズ』
主な受賞歴群像新人文学賞(1976年)芥川龍之介賞(1976年)野間文芸新人賞(1
デビュー作『限りなく透明に近いブルー』(1976年)