古井 由吉
古井 由吉(ふるい よしきち、1937年11月19日 - 2020年2月18日)は、日本の小説家、ドイツ文学者。いわゆる「内向の世代」の代表的作家と言われている。代表作は『杳子』、『聖』『栖』『親』の三部作、『槿』、『仮往生伝試文』、『白髪の唄』など。精神の深部に分け入る描写に特徴があり、特に既成の日本語文脈を破る独自な文体を試みている。
== 来歴・人物 ==
東京府東京市出身。港区立白金小学校から同高松中学校を経て、1953年4月、獨協高校に入学。隣のクラスに美濃部強次(古今亭志ん朝)がいた。同年9月、都立日比谷高校に転校。
誕生 | (1937-11-19) 1937年11月19日 日本・東京都 |
死没 | (2020-02-18) 2020年2月18日(82歳没) |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
教育 | 文学修士 |
最終学歴 | 東京大学大学院ドイツ文学研究科修士課程修了 |
活動期間 | 1968年 - 2020年 |
ジャンル | 小説・随筆 |
主題 | 非社会的な場における男女の恋愛生と死、過去と現在、男と女の狭間古典や説話 |
文学活動 | 内向の世代 |
代表作 | 『杳子』(1970年)『栖』(1979年)『槿』(1983年)『仮往生伝 |
主な受賞歴 | 芥川龍之介賞(1971年)日本文学大賞(1980年)谷崎潤一郎賞(198 |
デビュー作 | 『木曜日に』(1968年) |