ブライトン・ロック
グレーアム・グリーン/丸谷才一
海辺の行楽地ブライトンに巣喰う十七歳の不良少年ピンキー。つねに硫酸と剃刀を持ち歩き、どんな暴力をも厭わない少年はまさしく悪の化身だった。彼はある時、仲間とともに殺人を犯す。完璧なアリバイを偽装したつもりだったが、ある純朴なウェートレスだけが少年たちの怪しい行動を目撃していた。口を封じるため、ピンキーは同い年の彼女に近づくが…名訳で贈る、善と悪、永遠とは何かを問うグリーン初期の代表的長篇。
誕生 | (1925-08-27) 1925年8月27日 日本・山形県鶴岡市 |
死没 | (2012-10-13) 2012年10月13日(87歳没) 日本・東京 |
墓地 | 鎌倉霊園 |
職業 | 小説家、文芸評論家、英文学者 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
教育 | 修士(文学) |
最終学歴 | 東京大学文学部英文学科卒業同大学院人文科学研究科修士課程修了 |
活動期間 | 1960年 - 2012年 |
ジャンル | 小説、評論、随筆、翻訳 |
代表作 | 『笹まくら』(1966年)『年の残り』(1968年)『たった一人の反乱』 |
主な受賞歴 | 芥川龍之介賞(1968年)谷崎潤一郎賞(1972年)読売文学賞(1974 |
パートナー | 根村絢子 |
子供 | 根村亮(長男) |
親族 | 山本甚作(従兄弟)、落合良(甥) |