孤独な夜のココア
田辺 聖子
あなたとめぐり合うことができて、よかった。同じ時間を過ごすことができて、よかった。今ではすべてがもう夢のように思われるけれど…。心の奥にそっとしまわれた、甘苦い恋の記憶を、柔らかに描いた12篇。恋の温もりと儚さ、男の可愛げと女の優しさを、こまやかな言葉の網で掬いあげ、世代を超えて心に沁みわたる、田辺聖子の恋愛小説。そのエッセンスが詰まった、珠玉の作品集。
誕生 | 田邉 聖子1928年3月27日 大阪府大阪市 |
死没 | (2019-06-06) 2019年6月6日(91歳没) 兵庫県神戸市 |
職業 | 小説家随筆家文芸評論家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
教育 | 得業士 |
最終学歴 | 旧制樟蔭女子専門学校 |
活動期間 | 1956年 - 2018年 |
ジャンル | 恋愛小説歴史小説随筆評伝 |
代表作 | 『感傷旅行』(1964年)『言い寄る』(1974年)『文車日記――私の古 |
主な受賞歴 | 大阪市民文芸賞(1956年)芥川龍之介賞(1964年)女流文学賞(198 |
デビュー作 | 『花狩』(1958年) |
配偶者 | 川野純夫(1966年 - 2002年、死別) |