cover

孫文(上)

陳舜臣

一八九五年、下関における日清講和条約の調印。清朝打倒を決意した孫文は、同志とともに広州で最初の武装蜂起を企てる…。「大同社会」の実現を目指して、世界を翔る若き革命家の軌跡。膨大な資料から真実を読み取り、最後まであきらめなかった姿勢と無私の精神にあふれた孫文の実像が甦る歴史小説の神髄。『青山一髪』を改題、待望の文庫化。

陳舜臣

陳 舜臣(ちん しゅんしん、1924年2月18日 - 2015年1月21日)は、推理小説、歴史小説作家、歴史著述家。代表作に『阿片戦争』『太平天国』『秘本三国志』『小説十八史略』など。『ルバイヤート』の翻訳でも知られる。神戸市出身。本籍は台湾台北だったが、1973年に中華人民共和国の国籍を取得し、その後、1989年の天安門事件への批判を機に、1990年に日本国籍を取得している。日本芸術院会員。長男は写真家の陳立人(1952年 - )。 == 来歴・人物 == 神戸の元町に生まれる。
誕生1924年2月18日 日本兵庫県神戸市元町
死没(2015-01-21) 2015年1月21日(90歳没) 日本兵庫県神
職業小説家
言語日本語
国籍( 日本)→( 中華民国)→( 中国)→ 日本[1]
最終学歴大阪外国語学校
活動期間1961年 - 2014年
ジャンル推理小説、歴史小説
主題中国の歴史
代表作『阿片戦争』(1967年)『秘本三国志』(1977年)『太平天国』(19
主な受賞歴江戸川乱歩賞(1961年)直木三十五賞(1969年)日本推理作家協会賞(