血の弔旗
藤田 宜永
金融会社社長が政界へ流す裏金11億円を、社長運転手の根津謙治が周到な計画の末、強奪する。事件への関与を疑われた謙治だが、アリバイ工作が奏功、逮捕に至らず、実業家として成功を収める。時効直前、かつての謙治の暴挙が綻びとして不穏な影を落とす。昭和の時代と風俗を克明に描く「戦後ノワール」巨編!
誕生 | (1950-04-12) 1950年4月12日福井県福井市 |
死没 | (2020-01-30) 2020年1月30日(69歳没)長野県佐久市 |
職業 | 小説家 |
国籍 | 日本 |
活動期間 | 1986年 - 2020年 |
ジャンル | 冒険小説・恋愛小説 |
代表作 | 『愛の領分』(2001年) |
主な受賞歴 | 日本推理作家協会賞(1994年)直木三十五賞(2001年)吉川英治文学賞 |
デビュー作 | 『野望のラビリンス』(1986年) |
配偶者 | 小池真理子 |