三屋清左衛門残日録
藤沢 周平
日残りて昏るるに未だ遠しー。家督をゆずり、離れに起臥する隠居の身となった三屋清左衛門は、日録を記すことを自らに課した。世間から隔てられた寂寥感、老いた身を襲う悔恨。しかし、藩の執政府は紛糾の渦中にあったのである。老いゆく日々の命のかがやきを、いぶし銀にも似た見事な筆で描く傑作長篇小説。
誕生 | 小菅 留治(こすげ とめじ)1927年(昭和2年)12月26日 日本・山 |
死没 | (1997-01-26) 1997年1月26日(69歳没) 日本・東京都 |
墓地 | 日本・都営八王子霊園 |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
最終学歴 | 山形師範学校 |
ジャンル | 時代小説 |
代表作 | 『暗殺の年輪』(1973年)『たそがれ清兵衛』(1983年)『海鳴り』( |
主な受賞歴 | オール讀物新人賞(1971年)直木三十五賞(1973年)吉川英治文学賞( |
配偶者 | 小菅 悦子(1959年 - 1963年)小菅 和子(1969年 - ) |
子供 | 遠藤展子(先妻悦子の間に産まれた長女) |