鏡の偽乙女
朱川湊人
大正三年、東京。画家を志して家を飛び出した槇島功次郎は、雪の無縁坂で、容姿端麗な青年画家・穂村江雪華と出会う。風変わりだが聡明、ずば抜けた画才を持つ雪華は、この世に未練を残して死んだ者の魂を絵で成仏させる、驚くべき能力の持ち主だった。果たせぬ恋、罪深き業…死者たちの断ち切れぬ思いが、二人の周囲に不可思議な現象を巻き起こす。幻想と怪奇に満ちた、大正怪異事件帖。
誕生 | (1963-01-07) 1963年1月7日(57歳)大阪府 |
職業 | 作家, ホラー作家 |
国籍 | 日本 |
活動期間 | 2002年 - |
代表作 | 『花まんま』(2005年) |
主な受賞歴 | オール讀物推理小説新人賞(2002年)直木三十五賞(2005年) |
デビュー作 | 『フクロウ男』(2002年) |