水銀虫
朱川湊人
17歳を目前に自殺した姉。明るく優しい性格で、直前までそんな素振りはなかったのに、なぜ…背後には、死神のような女生徒の姿があった(「はだれの日」)。孫を交通事故で亡くした祖母。断ち切れない愛情と悲しみが、孫の幼友だちをおぞましい事件に巻き込む(「虎落の日」)。惨劇の陰には、人の心を蝕む「水銀虫」の存在が。取りつかれ、罪を犯した人々の、悪夢のような一日を描いたホラー短編集。
誕生 | (1963-01-07) 1963年1月7日(57歳)大阪府 |
職業 | 作家, ホラー作家 |
国籍 | 日本 |
活動期間 | 2002年 - |
代表作 | 『花まんま』(2005年) |
主な受賞歴 | オール讀物推理小説新人賞(2002年)直木三十五賞(2005年) |
デビュー作 | 『フクロウ男』(2002年) |