cover

たすけ鍼

山本一力

深川蛤町で鍼灸師を営む染谷は、“ツボ師”の異名をとる名手。高利貸しの難病を癒す代わりに取り立てをゆるめるよう諭したり、死にゆく婦人の痛みを和らげたりと、市井の人々を癒し、人助けや世直しに奔走する染谷の日々を描く。胸のすくような長篇時代小説。

山本一力

山本 一力(やまもと いちりき、本名:山本 健一〈やまもと けんいち〉、1948年2月18日 - )は、日本の小説家。高知県高知市生まれ。東京都立世田谷工業高等学校電子科卒業。 == 人物 == 高知市に生まれる。高知市立江陽小学校卒業。生家は高知市の大地主であったが没落、14歳の時に上京。通信機輸出会社、大手旅行会社(近畿日本ツーリスト)、コピーライターなど十数回の転職を経て、1997年に『蒼龍』でオール讀物新人賞を受賞してデビュー。2002年には『あかね空』で直木賞を受賞。
誕生山本 健一 (1948-02-18) 1948年2月18日(72歳) 高
職業作家
言語日本語
国籍日本
最終学歴東京都立世田谷工業高等学校
活動期間1997年 -
ジャンル時代小説
代表作『あかね空』
主な受賞歴オール讀物新人賞(1997年)直木三十五賞(2002年)
デビュー作『蒼龍』