研ぎ師太吉
山本一力
深川黒江町の長屋で、刃物の研ぎを生業とする太吉、ひとり者。ある夏の日、裏店にひとりの若い女が訪ねて来る。料理人だった父親の形見である出刃庖丁を、供養として研いでほしいという。快く引き受けた太吉に、かおりと名乗るその娘は、妙なことを口走る。「おとっつあんは、殺されたんです」-。一本の庖丁が暴いていく、切ない事件の真相とは。切れ味抜群の深川人情推理帖。
誕生 | 山本 健一 (1948-02-18) 1948年2月18日(72歳) 高 |
職業 | 作家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
最終学歴 | 東京都立世田谷工業高等学校 |
活動期間 | 1997年 - |
ジャンル | 時代小説 |
代表作 | 『あかね空』 |
主な受賞歴 | オール讀物新人賞(1997年)直木三十五賞(2002年) |
デビュー作 | 『蒼龍』 |