金魚姫
荻原 浩
恋人にふられ、やりがいのない仕事に追われていた潤は、夏祭りで気まぐれにすくった琉金にリュウと名をつけた。その夜、部屋に赤い衣をまとった謎の美女が現れ、潤に問いかける。「どこだ」。どうやら金魚の化身らしい彼女は誰かを捜しているようだが、肝心な記憶を失い途方に暮れていた。突然始まった奇妙な同居生活に、潤はだんだん幸せを感じるように。しかし彼女にはある秘密があった。温かくて切ない、ひと夏の運命の物語。
誕生 | (1956-06-30) 1956年6月30日(64歳)[1] 日本・埼 |
職業 | 小説家、推理作家 |
国籍 | 日本 |
教育 | 学士(経済学) |
最終学歴 | 成城大学経済学部[1] |
活動期間 | 1997年 - |
ジャンル | 大衆小説、推理小説 |
主題 | 家族コメディ |
代表作 | 『明日の記憶』(2004年)『愛しの座敷わらし』(2009年)『海の見え |
主な受賞歴 | 小説すばる新人賞(1997年)山本周五郎賞(2005年)山田風太郎賞(2 |
デビュー作 | 『オロロ畑でつかまえて』(2001年) |
配偶者 | あり |