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死にがいを求めて生きているの

朝井 リョウ

植物状態のまま病院で眠る智也と、献身的に見守る雄介。二人の間に横たわる“歪な真実”とは?毎日の繰り返しに倦んだ看護師、クラスで浮かないよう立ち回る転校生、注目を浴びようともがく大学生、時代に取り残された中年ディレクター。交わるはずのない点と点が、智也と雄介をなぞる線になるとき、目隠しをされた“平成”という時代の闇が露わになるー“平成”を生きる若者たちが背負う自滅と祈りの物語。

朝井 リョウ

朝井 リョウ(あさい リョウ、男性、1989年5月31日 - )は、日本の小説家。 == 人物・経歴 == 岐阜県垂井町の出身である。岐阜県立大垣北高等学校、早稲田大学文化構想学部を卒業した。2009年、『桐島、部活やめるってよ』で第22回小説すばる新人賞を受賞しデビュー、2012年には同作が映画化された。同年、『もういちど生まれる』で第147回直木三十五賞候補。2013年、『何者』で第148回直木三十五賞受賞。直木賞史上初の平成生まれの受賞者であり、男性受賞者としては最年少となる。直木賞受賞後第一作『世界地図の下書き』で、第29回坪田譲治文学賞受賞。
誕生(1989-05-31) 1989年5月31日(31歳) 日本・岐阜県垂
職業小説家・パーソナリティ
言語日本語
教育学士(文学)
最終学歴早稲田大学文化構想学部
活動期間2009年 -
ジャンル小説
代表作『桐島、部活やめるってよ』(2009年)『何者』(2012年)
主な受賞歴小説すばる新人賞(2009年)直木三十五賞(2013年)坪田譲治文学賞(
デビュー作『桐島、部活やめるってよ』(2009年)
配偶者