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楽毅(第1巻)

宮城谷昌光

古代中国の戦国期、「戦国七雄」にも数えられぬ小国、中山国宰相の嫡子として生まれた楽毅は栄華を誇る大国・斉の都で己に問う。人が見事に生きるとは、どういうことかと。諸子百家の気風に魅せられ、斉の都に学んだ青年を祖国で待ち受けていたのは、国家存立を脅かす愚昧な君主による危うい舵取りと、隣国・趙の執拗な侵略だった。才知と矜持をかけ、若き楽毅は祖国の救済を模索する。

宮城谷昌光

宮城谷 昌光(みやぎたに まさみつ、1945年2月4日 - )は、日本の小説家、歴史小説・時代小説作家である。古代中国の偉人にスポットを当てた作品を得意とする。代表作に『重耳』、『孟嘗君』など。本名は宮城谷 誠一(みやぎたに せいいち)。 == 来歴・人物 == 愛知県宝飯郡三谷町(現・蒲郡市三谷町)生まれ。愛知県立時習館高等学校を経て、早稲田大学第一文学部英文学科卒業。大学卒業後、出版会社勤務や家業の土産物屋の手伝いなどを経て、郷里で英語の塾を開いていたが、作家として名が売れるまでは苦しい生活が長く続いた。その後、立原正秋と出会い、教えを受ける。
誕生(1945-02-04) 1945年2月4日(75歳) 愛知県宝飯郡三谷
職業小説家歴史小説作家時代小説作家
言語日本語
国籍日本
教育文学士
最終学歴早稲田大学第一文学部英文学科卒業
ジャンル時代小説歴史小説青春小説恋愛小説
主な受賞歴第105回直木三十五賞(1991年)第35回吉川英治文学賞(2001年)
配偶者宮城谷聖枝