文庫版 オジいサン
京極 夏彦
72歳の益子徳一は定年退職後、公団アパートで一人暮らし。誰かに優しく「オジいサン」と呼びかけられたことを思い出したり、大した用もないのに訪ねてくる田中電気の2代目と言い合いしたり、調子に乗って変な料理を作ったりー。1日1日をきちんと大事に、そしてあるがままに生きる徳一は、何気ない日常の中で、ささやかだけれど大切なことに気づいてゆく。ほっこり笑えてちょっぴり胸が温まる、連作短編集。
誕生 | (1963-03-26) 1963年3月26日(57歳)北海道小樽市 |
職業 | 小説家 |
国籍 | 日本 |
活動期間 | 1994年 - |
ジャンル | 推理小説・妖怪小説・時代小説 |
代表作 | 百鬼夜行シリーズ巷説百物語シリーズ |
主な受賞歴 | 日本推理作家協会賞(1996年)泉鏡花文学賞(1997年)山本周五郎賞( |
デビュー作 | 『姑獲鳥の夏』(1994年) |
サイン |