ヒトでなし
京極 夏彦
「死にたいんーです」「なら死ねよ」。娘を亡くし、妻だった人に去られ、十五年勤めた会社を解雇された。全てを失い彷徨していた尾田慎吾は、雨の夜、自殺を図る見知らぬ女にそう告げた。同日、旧友荻野と再会する。彼は、情、欲望、執着を持たぬ慎吾を見込んで、宗教を仕事にしないかと持ちかける。謎めいた荒れ寺に集いし破綻者たち。仏も神も人間ではない。超・宗教エンタテインメント。
誕生 | (1963-03-26) 1963年3月26日(57歳)北海道小樽市 |
職業 | 小説家 |
国籍 | 日本 |
活動期間 | 1994年 - |
ジャンル | 推理小説・妖怪小説・時代小説 |
代表作 | 百鬼夜行シリーズ巷説百物語シリーズ |
主な受賞歴 | 日本推理作家協会賞(1996年)泉鏡花文学賞(1997年)山本周五郎賞( |
デビュー作 | 『姑獲鳥の夏』(1994年) |
サイン |