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白虎隊増補決定版

中村彰彦

白虎隊士は、飯盛山で短き命わ終えた士中二番隊の十九士だけではなかったー。本書は、白虎隊と総称された会津藩の五つの少年部隊の、越後口、戸ノ口原、会津城下、篭城戦での戦いと、その激戦を生き延びて、苦難の明治時代を生きた者たちの生と死の軌跡をたどる一冊。会津藩に取材した多くの作品を発表してきた著者が、最新の研究成果を増補して加筆。白虎隊の実像と全体像に迫った決定版。

中村彰彦

中村 彰彦(なかむら あきひこ、1949年6月23日 - )は、日本の小説家。本名は加藤 保栄(かとう やすえい)。 == 経歴 == 栃木県栃木市出身。栃木県立宇都宮高等学校卒業、東北大学文学部国文科在学中に『風船ガムの海』で第34回文學界新人賞佳作入選(加藤保栄名義)。 大学卒業後の1973年から1991年まで文藝春秋に編集者として勤務し、鉄道作家宮脇俊三の紀行のいくつかに同行、歴史検証の才能を見出され、のち作家に転じた。 『週刊文春』『諸君!』『オール讀物』『別冊文藝春秋』の各編集部および文藝出版部次長を歴任。 1987年、『明治新選組』で第10回エンタテインメント小説大賞を受賞。1991年より執筆活動に専念する。
誕生加藤 保栄 (1949-06-23) 1949年6月23日(71歳) 日
職業小説家、編集者
言語日本語
国籍日本
最終学歴東北大学文学部国文科
活動期間1972年 -
ジャンル歴史小説、時代小説
主題幕末・維新史
代表作『明治新選組』(1989年)『五左衛門坂の敵討』(1992年)『二つの山
主な受賞歴文學界新人賞佳作(1972年)エンタテインメント小説大賞(1987年)中
デビュー作『風船ガムの海』(1972年)
公式サイト中村彰彦 公式サイト