猛犬 忠犬 ただの犬
戸川 幸夫
「動物文学」というカテゴリーを確立し、国民の支持を得た戸川幸夫の原点ともいうべき自伝的小説。もの心つく前から動物好きであったという著者が、さまざまな気質の犬と育った九州の幼い頃から、運命的な犬との出会いをする旧制高校時代までを、愛情を持った動物への的確な観察眼で描き切る。それは犬への鎮魂歌であると共に己の成長の証であった。
誕生 | 1912年(明治45年)4月15日 日本・佐賀県佐賀市 |
死没 | (2004-05-01) 2004年5月1日(92歳没)[1] 日本・東 |
職業 | 小説家児童文学作家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
文学活動 | 動物文学 |
代表作 | 『高安犬物語』(1954年)『牙王物語』(1956年) |
主な受賞歴 | 直木三十五賞(1954年)サンケイ児童出版文化賞(1962年)芸術選奨文 |
配偶者 | あり? |
子供 | 戸川久美(次女)(特定非営利活動法人トラ・ゾウ保護基金(JTEF)理事長 |
親族 | 多岐川恭(従弟) |