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真田十勇士

村上元三

忍術・怪力・築城術・鉄砲術・操船術。「腕に覚えあり」の多士済々が織りなす連作小説。穴山梅雪ゆかりの穴山小介、幸村の小姓海野六郎、百地三太夫直伝の伊賀忍者猿飛佐助、蜂須賀家の家臣だった筧十蔵、怪力僧三好清海・伊三兄弟、金狐大明神を名乗る由利鎌之助、海賊弁慶丸こと根津甚八、熊野権現の宮神楽師望月六郎、甲賀忍者の霧隠才蔵たちが若き智将真田幸村のもとに集まってきた…。
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村上元三

村上 元三 (むらかみ げんぞう、1910年3月14日 - 2006年4月3日) は、日本の小説家。 == 経歴・人物 == 朝鮮半島の江原道元山生まれ。青山学院中等部卒。 1934年、「サンデー毎日」懸賞小説で選外佳作となった『利根の川霧』でデビュー。浅草の剣戟俳優・梅沢昇の脚本を書いているうち、梅沢の紹介で小説家・劇作家の長谷川伸を知り、師事する。 1941年には長谷川主催の雑誌「大衆文芸」に掲載された、『上総風土記』で直木賞受賞。 戦後に朝日新聞夕刊に当時タブーであった剣豪小説『佐々木小次郎』を1年程掲載。大衆文学復興の旗手となる。
誕生(1910-03-14) 1910年3月14日 日本統治下朝鮮 江原道元
死没(2006-04-03) 2006年4月3日(96歳没) 日本 東京都世
職業小説家
言語日本語
国籍日本
最終学歴青山学院中等部
活動期間1934年 - 2006年
ジャンル大衆文学
代表作『源義経』『佐々木小次郎』『次郎長三国志』『松平長七郎旅日記』
主な受賞歴直木賞(1941年)
デビュー作『利根の川霧』