桃源
黒川 博行
沖縄の互助組織、模合。この制度で集めた仲間の金、六百万円を持ち逃げした男・比嘉の行方を追うこととなった、大阪府警泉尾署の刑事、新垣と上坂。情報をつかんで沖縄に飛んだ二人が辿り着いたのは、南西諸島近海に沈む中国船から美術品を引き上げるという大掛かりなトレジャーハントへの出資詐欺だったー。遺骨収集、景徳鎮、クルーザーチャーター。さまざまな情報と思惑が錯綜するなか、真相に繋がる糸を手繰り寄せることはできるのか。著者ひさびさの正統派警察捜査小説。
誕生 | (1949-03-04) 1949年3月4日(71歳) 日本・愛媛県今治 |
職業 | 小説家、推理作家 |
最終学歴 | 京都市立芸術大学美術学部彫刻科卒業 |
活動期間 | 1984年 - |
ジャンル | ミステリ、警察小説、ノワール[1] |
代表作 | 『疫病神』(1997年) 『破門』(2014年)『後妻業』(2014年) |
主な受賞歴 | サントリーミステリー大賞(1986年)日本推理作家協会賞(1996年)直 |
デビュー作 | 『二度のお別れ』(1984年) |
配偶者 | 黒川雅子 |