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キャッツアイころがった

黒川博行

滋賀県北部の余呉湖で、身元不明の死体が発見された。唯一の手がかりは、胃の中にあった宝石キャッツアイ。続いて京都の美大生、大阪の日雇労働者が相次いで殺害され、ともにキャッツアイを口に含んでいた。事件の鍵は殺された美大生が死の直前に旅行していたインドにあると、啓子と弘美は一路彼の地へ旅立つ…。第4回サントリーミステリー大賞を受賞した、黒川博行の出世作。

黒川博行

黒川 博行(くろかわ ひろゆき、1949年3月4日 -)は、日本の小説家・推理作家。愛媛県今治市生まれ。大阪府羽曳野市在住(2014年現在)。京都市立芸術大学美術学部彫刻科卒業。妻は日本画家の黒川雅子。 == 来歴 == 1949年、愛媛県今治市に生まれる。6歳の頃に大阪に移り住んだため、「大阪人」を自認している。中学校の後輩には柴崎友香がおり、後にそれぞれ直木賞と芥川賞を同日に受賞することとなる。
誕生(1949-03-04) 1949年3月4日(71歳) 日本・愛媛県今治
職業小説家、推理作家
最終学歴京都市立芸術大学美術学部彫刻科卒業
活動期間1984年 -
ジャンルミステリ、警察小説、ノワール[1]
代表作『疫病神』(1997年) 『破門』(2014年)『後妻業』(2014年)
主な受賞歴サントリーミステリー大賞(1986年)日本推理作家協会賞(1996年)直
デビュー作『二度のお別れ』(1984年)
配偶者黒川雅子