蚕食鯨呑
楊逸
最後の晩餐ーそう言われたら、自分ならばと考えがちだ。世界広しといえども、鮭好きが高じてその最後の晩餐にまで心及ぶ作家はまさか他におるまい。明の皇帝の記憶の中の絶品から、鋭い感性で食の時代変化を表す脳で食べる時代、果てにはクスクスと中華料理のウマ〜い融合まで、中国、日本、そして世界各地の食をテーマに、食と私たち、あるいは世界と自分との距離感を描き出す。知性のスパイスを加えて、世界まるごと味わい尽くす!
誕生 | 劉 莜 (1964-06-18) 1964年6月18日(56歳) 中国・ |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
教育 | 学士 |
最終学歴 | お茶の水女子大学文教育学部卒業 |
活動期間 | 2007年 - |
ジャンル | 小説 |
主題 | 現代中国の社会と個人 |
代表作 | 『時が滲む朝』(2008年) |
主な受賞歴 | 文學界新人賞(2007年)芥川龍之介賞(2008年) |
デビュー作 | 『ワンちゃん』(2007年) |
子供 | 2人 |
親族 | 陳天璽(従姉妹) |