流跡
朝吹真理子
ヒト、密書、スーツケース。夜な夜な「よからぬもの」を運ぶ舟頭。雨上がりの水たまりに煙突を視る会社員。漂着した島で船に乗り遅れる女。私はどうしてここにいるのか。女房を殺したような、子どもの発話が遅れているような、金魚が街に溢れている、ようなー。流転する言葉をありのままに描き、読み手へと差し出した鮮烈のデビュー作。芥川賞受賞前夜の短篇「家路」を同時収録。
誕生 | (1984-12-19) 1984年12月19日(35歳) 東京都 |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
教育 | 修士(文学)(慶應義塾大学・2011年) |
最終学歴 | 慶應義塾大学大学院国文科修了 |
活動期間 | 2009年 - |
ジャンル | 小説 |
代表作 | 『きことわ』(2010年) |
主な受賞歴 | ドゥマゴ文学賞(2010年)芥川龍之介賞(2011年) |
デビュー作 | 『流跡』(2009年) |
配偶者 | 渡邉康太郎 |
親族 | 朝吹英二(高祖父)長岡外史(高祖父)久原房之助(高祖父)朝吹常吉(曾祖父 |
公式サイト | 朝吹真理子|新潮社 |