山行記
南木 佳士
芥川賞受賞の翌年に心身を病んだ作家は、50歳になり山歩きを始めた。樹木の香りに精神が安定し、歩くことでからだ本来の働きに目覚めた作家は、蓼科山、浅間山から、ついには槍ヶ岳、白峰三山といった南北アルプスの高峰を若者に混じり踏破する。人生を重ねた者が己のからだとこころで書いた異色の紀行文集。
誕生 | 霜田 哲夫 (1951-10-13) 1951年10月13日(69歳) |
職業 | 小説家医師 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
最終学歴 | 秋田大学医学部卒業 |
代表作 | 『ダイヤモンドダスト』『阿弥陀堂だより』 |
主な受賞歴 | 第53回文学界新人賞(1981年)第100回芥川賞(1989年)第36回 |
デビュー作 | 「破水」(1981年) |
活動期間 | 1981年 - |
配偶者 | あり |