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カシオペアの丘で

重松清

二十九年ぶりに帰ったふるさとで、病魔は突然暴れ始めた。幼なじみたち、妻と息子、そして新たに出会った人々に支えられて、俊介は封印していた過去の痛みと少しずつ向きあい始める。消えてゆく命、断ち切られた命、生まれなかった命、さらにこれからも生きてゆく命が織りなす、あたたかい涙があふれる交響楽。

重松清

重松 清(しげまつ きよし、1963年3月6日 - )は、日本の作家。 == 略歴 == 岡山県久米郡久米町(現・津山市)の生まれ。中学、高校時代は山口県で過ごし、1981年、山口県立山口高等学校卒業後、18歳で上京。早稲田大学教育学部国語国文学科卒業。出版社に勤務した後、田村章など多数のペンネームを持つフリーライターとして独立し、ドラマ・映画のノベライズや雑誌記者、ゴーストライターなど、多くを手がけた。ほかに岡田幸四郎 など。 『ファイナルファンタジーシリーズ』で、有名な坂口博信が手がけるXbox 360用のゲームソフト『ロストオデッセイ』において、サブシナリオを担当する。 2007年度の第74回NHK全国学校音楽コンクール中学校の部課題曲(めぐりあい)の作詞を担当した。
誕生(1963-03-06) 1963年3月6日(57歳) 日本 岡山県津山
職業小説家
国籍日本
最終学歴早稲田大学教育学部国語国文学科
活動期間1991年 -
代表作『エイジ』(1999年)『ビタミンF』(2000年)『十字架』(2009
主な受賞歴坪田譲治文学賞(1999年)山本周五郎賞(1999年)直木三十五賞(20
デビュー作『ビフォア・ラン』(1991年)
配偶者既婚[1]
子供2人[1]