模範郷
リービ英雄
1950年代、6歳から10歳まで台湾にいた「ぼく」。日・米・中・台の会話が交錯する旧日本人街「模範郷」。そこは間違いなく「ぼく」の故郷であり、根源であった。何語にも拠らない記憶の中の風景が変わり果てたことを直視したくない「ぼく」は、帰郷を拒んでいた。だが知人の手紙を機に半世紀ぶりにかつての家を探しに行くことを決意する。越境文学の醍醐味が凝縮された一冊。第68回読売文学賞受賞作。
誕生 | Ian Hideo Levy (1950-11-29) 1950年11月 |
職業 | 小説家・日本文学者 |
言語 | 日本語・英語 |
国籍 | アメリカ合衆国 |
教育 | 博士(文学) |
最終学歴 | プリンストン大学大学院東洋学 |
活動期間 | 1992年 - |
ジャンル | 小説 |
代表作 | 『星条旗の聞こえない部屋』(1992年)『千々にくだけて』(2005年) |
主な受賞歴 | 野間文芸新人賞(1992年)大佛次郎賞(2005年)伊藤整文学賞(200 |
デビュー作 | 『星条旗の聞こえない部屋』(1992年) |