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わたしのグランパ

筒井康隆

中学校の珠子の前に、とつぜん現れた祖父・謙三はなんと刑務所帰りだった。侠気あふれるグランパは、町の人たちから慕われ、珠子の周囲の問題を次々に解決していく。しかし、グランパの秘密を知った珠子と、彼女を慕う紀子に大事件が襲いかかる──。 石原さとみのデビュー映画の原作で、読売文学賞を受賞した傑作ジュブナイル! 解説・久世光彦

筒井康隆

筒井 康隆(つつい やすたか、1934年9月24日 -)は、日本の小説家・劇作家・俳優である。ホリプロ所属。身長166cm。小松左京、星新一と並んで「SF御三家」とも称される。パロディやスラップスティックな笑いを得意とし、初期にはナンセンスなSF作品を多数発表。1970年代よりメタフィクションの手法を用いた前衛的な作品が増え、エンターテインメントや純文学といった境界を越える実験作を多数発表している。 戦国時代の武将筒井順慶と同姓であり、その子孫であるとの設定で小説「筒井順慶」を書いている。先祖は筒井順慶家の足軽だったらしい、と筒井は述べている。
誕生(1934-09-24) 1934年9月24日(86歳) 日本 大阪府大
職業小説家、劇作家、俳優
言語日本語
国籍日本
最終学歴同志社大学文学部美学芸術学科
活動期間1960年 -
ジャンルSF、スラップスティック・コメディ
代表作『時をかける少女』(1967年)『日本以外全部沈没』(1973年)『虚人
主な受賞歴星雲賞(日本長編部門)(1970年・1975年・1976年)星雲賞(日本
デビュー作『お助け』(1960年)
配偶者筒井光子(1965年結婚)
子供筒井伸輔
親族筒井嘉隆(父)
公式サイト筒井康隆 - 公式サイト