「白き瓶」
藤沢周平
37年の短い生涯を旅と作歌に捧げた長塚節(たかし)。清潔な風貌とこわれやすい身体をもつ彼は、みずから好んでうたった白埴(しらはに)の瓶(かめ)に似ていたかもしれない。清痩鶴のごとく住んだと評され、妻も子も持たぬまま逝った男の短い生涯を、清冽な文章で辿った会心の鎮魂賦。作品の細部をめぐって、著者・藤沢周平が歌人・清水房雄氏と交わした書簡の一部も特別収録。吉川英治文学賞受賞作。
誕生 | 小菅 留治(こすげ とめじ)1927年(昭和2年)12月26日 日本・山 |
死没 | (1997-01-26) 1997年1月26日(69歳没) 日本・東京都 |
墓地 | 日本・都営八王子霊園 |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
最終学歴 | 山形師範学校 |
ジャンル | 時代小説 |
代表作 | 『暗殺の年輪』(1973年)『たそがれ清兵衛』(1983年)『海鳴り』( |
主な受賞歴 | オール讀物新人賞(1971年)直木三十五賞(1973年)吉川英治文学賞( |
配偶者 | 小菅 悦子(1959年 - 1963年)小菅 和子(1969年 - ) |
子供 | 遠藤展子(先妻悦子の間に産まれた長女) |