「海霧」
原田康子
幕末の佐賀に生まれた幸吉は、米問屋に奉公に出るが、「新しい時代の産物」石炭に魅せられ、坑夫となってエゾ地へと渡る。広大な未開の地にあって、己の力と才覚で新しい人生を切り開いていくのだった・・・。幕末から明治、昭和へと、激動の時代をひたむきに生きた著者の血族を描いた物語。吉川英治文学賞受賞。(講談社文庫)
誕生 | 1928年1月12日 日本・東京都 |
死没 | (2009-10-20) 2009年10月20日(81歳没) 日本・北海 |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
最終学歴 | 市立釧路高等女学校 |
活動期間 | 1954年 - 2009年 |
ジャンル | 小説・随筆 |
代表作 | 『サビタの記憶』(1954年)『挽歌』(1956年)『蝋涙』(1999年 |
主な受賞歴 | 女流文学者賞(1956年、1999年)吉川英治文学賞(2002年) |
デビュー作 | 『サビタの記憶』 |