あかね空
山本一力
希望を胸に、身一つで京都から江戸へくだった豆腐職人の永吉。己の技量一筋に生きる永吉と、それを支えるおふみはやがて夫婦となった。固く大きい江戸の豆腐と、やわらかで小さい京風の豆腐。好みの違いに悩みながらも、二人で精を出し、周囲に助けられ、ついに表通りに店を構える。その一方、家族にはだんだん気持ちのすれ違いが大きくなっていた。商売を引き継いだ三人の子らまで、豆腐屋二代の機微を描いた、第126回直木賞受賞の傑作人情時代小説。
誕生 | 山本 健一 (1948-02-18) 1948年2月18日(72歳) 高 |
職業 | 作家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
最終学歴 | 東京都立世田谷工業高等学校 |
活動期間 | 1997年 - |
ジャンル | 時代小説 |
代表作 | 『あかね空』 |
主な受賞歴 | オール讀物新人賞(1997年)直木三十五賞(2002年) |
デビュー作 | 『蒼龍』 |