切羽へ
井上荒野
かつて炭鉱で栄えた離島で、小学校の養護教諭であるセイは、画家の夫と暮らしている。奔放な同僚の女教師、島の主のような老婆、無邪気な子供たち。平穏で満ち足りた日々。ある日新任教師として赴任してきた石和の存在が、セイの心を揺さぶる。彼に惹かれていく―夫を愛しているのに。もうその先がない「切羽」へ向かって。直木賞を受賞した繊細で官能的な大人のための恋愛長編。
誕生 | (1961-02-04) 1961年2月4日(59歳) 東京都 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
教育 | 文学士 |
最終学歴 | 成蹊大学文学部 |
活動期間 | 1989年 - 中断2001年 - |
代表作 | 『潤一』『切羽へ』 |
主な受賞歴 | 島清恋愛文学賞(2004年)直木三十五賞(2008年)中央公論文芸賞(2 |
デビュー作 | 「わたしのヌレエフ」(1989年) |
配偶者 | あり[1] |
親族 | 井上光晴(父) |