それぞれの終楽章
阿部牧郎
自殺した同級生の葬儀に故郷秋田を訪れた作家がふりかえる自らの生の軌跡。友と聴いたクラシック、仲間と励んだ雪の中の野球……万引事件や生家の破産を越えて胸に迫るのは懐しい思い出の数々。人生の終楽章を迎えて、自分を支えてくれた友人、父の愛、妻の献身に気づく。胸を打つ感動的な直木賞受賞作。
誕生 | (1933-09-04) 1933年9月4日京都府 |
死没 | (2019-05-11) 2019年5月11日(85歳没)大阪府 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
最終学歴 | 京都大学文学部フランス文学科 |
活動期間 | 1968年 - 2019年 |