時が滲む朝
楊逸
中国の小さな村に生まれた梁浩遠(リャン・ハウユェン)と謝志強(シェー・ツェーチャン)。大きな志を抱いて大学に進学した2人を、1989年の天安門事件が待ち受ける──。“我愛中国”を合言葉に中国を民主化しようと努力する貧しい学生たちの苦悩と挫折、そしてその後の人生。北京五輪前夜までの等身大の中国人を描ききった瑞々しい傑作。日本語を母語としない作家として、初めて芥川賞を受賞した楊逸(ヤン・イー)の代表作!
誕生 | 劉 莜 (1964-06-18) 1964年6月18日(56歳) 中国・ |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
教育 | 学士 |
最終学歴 | お茶の水女子大学文教育学部卒業 |
活動期間 | 2007年 - |
ジャンル | 小説 |
主題 | 現代中国の社会と個人 |
代表作 | 『時が滲む朝』(2008年) |
主な受賞歴 | 文學界新人賞(2007年)芥川龍之介賞(2008年) |
デビュー作 | 『ワンちゃん』(2007年) |
子供 | 2人 |
親族 | 陳天璽(従姉妹) |