Matt
岩城 けい
少年たちの心を切り裂き、また、成長へと導くものとは。世界の広さを痛感させる青春小説。オーストラリアに移住してはや5年。安藤真人は、現地の名門校、ワトソン・カレッジの10年生になっていた。Matt(マット・A)として学校に馴染み、演劇に打ち込み、言語の壁も異文化での混乱も、乗り越えられるように思えた。しかし、同じMattを名乗る転校生、マシュー・ウッドフォード(マット・W)がやってきたことで、真人ーマット・A-は、自らの“アイデンティテイ”と向き合うことになる。
誕生 | 1971年 日本・大阪市 |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
教育 | 学士 |
活動期間 | 2013年 - |
ジャンル | 小説 |
主な受賞歴 | 太宰治賞(2013年)大江健三郎賞(2014年)坪田譲治文学賞(2016 |
デビュー作 | 『さようなら、オレンジ』 |