白いへび眠る島
三浦 しをん/角川書店ACデザインルーム
高校最後の夏、悟史が久しぶりに帰省したのは、今も因習が残る拝島だった。十三年ぶりの大祭をひかえ高揚する空気の中、悟史は大人たちの噂を耳にする。言うのもはばかられる怪物『あれ』が出た、と。不思議な胸のざわめきを覚えながら、悟史は「持念兄弟」とよばれる幼なじみの光市とともに『あれ』の正体を探り始めるがー。十八の夏休み、少年が知るのは本当の自由の意味かー。文庫用書き下ろし掌篇、掲載。
誕生 | (1976-09-23) 1976年9月23日(44歳)東京都 |
職業 | 小説家・随筆家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
教育 | 文学士 |
最終学歴 | 早稲田大学第一文学部演劇専修 |
活動期間 | 2000年 - |
ジャンル | 小説・随筆 |
代表作 | 『まほろ駅前多田便利軒』(2006年)『風が強く吹いている』(2006年 |
主な受賞歴 | 直木三十五賞(2006年)本屋大賞(2012年)織田作之助賞(2015年 |
デビュー作 | 『格闘する者に○』(2000年) |