村上海賊の娘(四)
和田 竜
難波海での睨み合いが終わる時、夜陰に浮かび上がったわずか五十艘の船団。能島村上の姫、景の初陣である。ここに木津川合戦の幕が切って落とされた!煌めく白刃、上がる血飛沫。炸裂する村上海賊の秘術、焙烙玉。眞鍋家の船はたちまち炎に包まれる。門徒、海賊衆、泉州侍、そして景の運命はー。乱世を思うさまに生きる者たちの合戦描写が、読者の圧倒的な支持を得た完結編。
誕生 | 1969年12月 日本・大阪府 |
職業 | 脚本家、小説家 |
ジャンル | 時代小説 |
代表作 | 『のぼうの城』(2007年)『村上海賊の娘』(2013年) |
主な受賞歴 | 第29回城戸賞2014年本屋大賞 |