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はるかな空の東

村山 早紀

幼い頃の記憶がない少女ナルは、最近おなじ夢を見る。闇に浮かぶ三つの月、古城に幽閉された自分とよく似た長い髪の少女。あなたはいったい、だれ?予言にみちびかれ、魔術師や吟遊詩人らが生きる異世界へ旅立ったナルを待っていたのは、伝え語りに隠された真実と未来に託されたはるかな願いだった。“千年の歌姫”の宿命をになった少女の、切なくも壮絶な戦いを描いた村山作品の原点。最終章を新たに書下ろし、ついに文庫化。

村山 早紀

村山 早紀(むらやま さき、1963年1月17日 - )は、日本の児童文学作家。長崎県生まれ。 == 略歴・人物 == 活水女子大学文学部日本文学科卒業。1993年刊『ちいさいえりちゃん』で第15回毎日童話新人賞最優秀賞および第4回椋鳩十児童文学賞を受賞。 また、2017年本屋大賞に『桜風堂ものがたり』がノミネートされ5位入賞、2018年本屋大賞に『百貨の魔法』がノミネートされ9位入賞を果たした。 主な作品は『シェーラひめのぼうけん』『新シェーラひめのぼうけん』シリーズ、『風の丘のルルー』シリーズ、『はるかな空の東』などであり、近年は風早の街を舞台にした『コンビニたそがれ堂』シリーズ、『カフェかもめ亭』シリーズ等が人気を博している。 弟は長崎放送の村山仁志アナウンサー。仁志も近年、作家としても活動している。
誕生(1963-01-17) 1963年1月17日(57歳) 日本・長崎県
職業小説家
国籍日本
最終学歴活水女子大学
ジャンル児童文学
代表作『シェーラひめのぼうけん』シリーズ『風の丘のルルー』『コンビニたそがれ堂
主な受賞歴本屋大賞5位、9位