儚い羊たちの祝宴
米澤 穂信
夢想家のお嬢様たちが集う読書サークル「バベルの会」。夏合宿の二日前、会員の丹山吹子の屋敷で惨劇が起こる。翌年も翌々年も同日に吹子の近親者が殺害され、四年目にはさらに凄惨な事件が。優雅な「バベルの会」をめぐる邪悪な五つの事件。甘美なまでの語り口が、ともすれば暗い微笑を誘い、最後に明かされる残酷なまでの真実が、脳髄を冷たく痺れさせる。米澤流暗黒ミステリの真骨頂。
誕生 | 1978年(41 - 42歳) 岐阜県 |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
教育 | 学士 |
最終学歴 | 金沢大学文学部卒業 |
活動期間 | 2001年 - |
ジャンル | ミステリ推理小説日常の謎学園小説ライトノベル |
代表作 | 『〈古典部〉シリーズ』『さよなら妖精』『折れた竜骨』『満願』『王とサーカ |
主な受賞歴 | 角川学園小説大賞奨励賞(2001年)日本推理作家協会賞(2011年)山本 |
デビュー作 | 『氷菓』 |
公式サイト | 汎夢殿 |