わたくし率 イン 歯ー、または世界
川上 未映子
人はいったい体のどこで考えているのか。それは脳、ではなく歯ー人並みはずれて健康な奥歯、であると決めた“わたし”は、歯科助手に転職し、恋人の青木を想い、まだ見ぬ我が子にむけ日記を綴る。哲学的テーマをリズミカルな独創的文体で描き、芥川賞候補となった表題作ほか一編を収録。著者初の小説集。
誕生 | 川上 三枝子(かわかみ みえこ) (1976-08-29) 1976年8 |
職業 | 作家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
最終学歴 | 大阪市立工芸高等学校卒業 |
活動期間 | 2007年 - |
ジャンル | 小説・詩・随筆 |
代表作 | 『乳と卵』(2008年)『ヘヴン』(2009年)『あこがれ』(2015年 |
主な受賞歴 | 芥川龍之介賞(2008年)中原中也賞(2009年)紫式部文学賞(2010 |
デビュー作 | 『わたくし率イン歯ー、または世界』(2007年) |
配偶者 | 阿部和重(2011年 - ) |
公式サイト | 川上未映子の純粋悲性批判 |