cover

星の子

今村夏子

大切な人が信じていることを、わたしは理解できるだろうか。一緒に信じることができるだろうか…。病弱なちひろを救うため両親はあらゆる治療を試みる。やがて両親は「あやしい宗教」にのめり込んでいき…。第39回野間文芸新人賞受賞作。

今村夏子

今村 夏子(いまむら なつこ、1980年2月20日 - )は、日本の小説家。広島県広島市安佐南区生まれ。大阪市在住。 == 経歴 == 広島県内の高校を経て大阪の大学を卒業。その後は清掃のアルバイトなどを転転とした。29歳の時、職場で「あした休んでください」といわれ、帰宅途中に突然、小説を書こうと思いついたという。そうして書き上げた「あたらしい娘」が2010年、太宰治賞を受賞した。同作を改題した「こちらあみ子」と新作中篇「ピクニック」を収めた『こちらあみ子』(筑摩書房)で、2011年に第24回三島由紀夫賞受賞。
誕生(1980-02-20) 1980年2月20日(40歳)広島県広島市安佐
言語日本語
活動期間2010年 -
ジャンル小説
代表作『こちらあみ子』(2011年)『むらさきのスカートの女』(2019年)
主な受賞歴太宰治賞(2010年)三島由紀夫賞(2011年)河合隼雄物語賞(2017
デビュー作「こちらあみ子」