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第三の時効

横山秀夫(小説家)

殺人事件の時効成立目前。現場の刑事にも知らされず、巧妙に仕組まれていた「第三の時効」とはいったい何か!?刑事たちの生々しい葛藤と、逮捕への執念を鋭くえぐる表題作ほか、全六篇の連作短篇集。本格ミステリにして警察小説の最高峰との呼び声も高い本作を貫くのは、硬質なエレガンス。圧倒的な破壊力で、あぶり出されるのは、男たちの矜持だー。大人気、F県警強行犯シリーズ第一弾。

横山秀夫(小説家)

横山 秀夫(よこやま ひでお、1957年1月17日 -)は、東京都生まれの小説家、推理作家、漫画原作者。 == 経歴 == 東京都立向丘高等学校、国際商科大学(現在の東京国際大学)商学部卒業。大学時代は躰道部に所属。1979年上毛新聞社に入社。以後12年間記者として勤務。1991年「ルパンの消息」が第9回サントリーミステリー大賞佳作を受賞したことを契機に退社。以後フリーランス・ライターとして『週刊少年マガジン』にて漫画原作(ながてゆか作画『PEAK!』など)や児童書の執筆、警備のアルバイトなどをする。1998年に「陰の季節」で第5回松本清張賞を受賞し小説家デビュー。
誕生(1957-01-17) 1957年1月17日(63歳)東京都
職業小説家
国籍日本
活動期間1991年 -
ジャンルミステリ
代表作『半落ち』(2002年)『クライマーズ・ハイ』(2003年)『64(ロク
主な受賞歴サントリーミステリー大賞佳作(1991年)松本清張賞(1998年)日本推
デビュー作『ルパンの消息』